俯瞰して見ることの大切さ

2023-06-03

ある営業マンの方とお話しする機会が
ありました。

もう長年営業畑を歩いてきた方なので、
どんなタイプの方にも対応できる
実力の持ち主です。

成約に繋がるには、
お客様の不安材料をひとつずつ
解決していき、
購入しても不安がないという状況に
していくのだそうです。
この方法は、カウンセリングに
とてもよく似ています。

しかしながら、やはり、変わった人に
出会うことも多いそうです。
このあいだまでは、とても良い調子で
話していたのに、
突然コロッと態度が
変わってしまう人とか…。

いわゆる困ったと言われる人は
どこにもいるものですね。

けれども、それは一方向からだけ見て
困った人であって、
別の方向から見ると、
結構『できる』人だったりすることも
よくあります。

コミュニケーション心理セラピーで
カウンセリングをする時に、
常に心がけることは、
フラットな状態で、相手のことを知ろうと
することです。

自分の価値観で見てしまうと、
許せない!と判断してしまい、
どんどん相手のことを冷静に見ることが
できなくなってしまいます。

心がとっ散らかっている状況では、
カウンセリングはできません。

けれども、少し離れたところから
俯瞰して見ると、
相手のいろいろな面が見えてきます。
つまり、「困った」態度の理由も
見えてきたりします。

これは、カウンセリングだけでなく、
生活の中のいろいろな場面で
当てはまるのではないでしょうか?

自分の価値観と全く同じ人間は
1人もいません。
価値観の違う人のことを
理解することは困難ですが、
だからこそわからないところを
聞いて聞いて明らかにしていくことが
必要です。

けれども、日本人は、奥ゆかしさがあり、
なかなか面と向かって聞くというのが
苦手なところがあります。
慮る(聞かずに相手の気持ちを推し量る)ことを
ずっと続けてきた結果、
相手の気持ちになって考えることに慣れているので、
自分の価値観で判断してしまいがちです。

コミュニケーション心理セラピーでは、
そこのところを具体的に問いかけていくことで、
自分と相手は違うという前提に立って、
物事をフラットに見つめていく練習をしています。

自分自身を俯瞰して冷静に見つめる練習は
自分軸がぶれてしまっている時に
今ここに戻りやすくなると思います。

ぜひコミュニケーション心理セラピー講座を
ご受講くださいね。
(土橋優子)

コミュニケーション心理セラピー基礎講座
(東ゆかり先生) 7/8・9
https://cpt81.jp/1043/

コミュニケーション心理セラピー実践講座
(溝口恵子先生) 6/22・29・7/6・13
https://cpt81.jp/434/

コミュニケーション心理セラピー実践講座
(東ゆかり先生) 7/22・23
https://cpt81.jp/1048/