『じぶんってなに?』ワークショップ開催

2023-05-13

小学校低学年向けのワークショップ
『じぶんってなに?』を
開催しました。

年中さんから小学校5年生くらいの
お子さんが参加してくださっています。

このワークには、
正解も不正解もありません。
ところが、子どもたちは、
最初うち、
「こんなことを書くと笑われるかも」
「私の夢なんて、どうせ無理」
そんな気持ちも働いて、
なかなか本音が出てきません。

この傾向は、学年が上がれば
上がるほど強くなるようにも思います。

けれども、指導者が、
いろんな例を話していくと、
「そんなことをかいてもいいのかぁ。」
とほぐれてきて、枠が外れ始めます。

ワークショップの最後の頃になると、
時間が足りないくらい
無心に描いている様子は
見ている私たちも楽しいです。


お子さん方から感想を聞くと、
「楽しかった」という感想もあれば、
「いつもの問い方と違っていたので、
ちゃんと答えられないことが
嫌だった」
という感想もありました。

正しい答えを出さなければと
いうのは、学校教育の功罪で、
実は、物事には正解も不正解も
ありません。

私はこう思う。
あなたはそう思うのね。
とそれぞれを知ることで、
お互いの良い部分を認め合い、
受け入れられない部分は
距離を置くことも学んでいきます。

だから、嫌な時は嫌と言っても良いし、
言いたくない時は言わなくてもいい。
分からない時は分からないと言っても
OKなのです。 

「〇〇すべき」の枠を
大人も子どもも外していけるといいなぁと
思っています。

やってみてスッキリしたし、
このままで良いんだなぁって思えた。

どんな自分もオールOK!
そこに気づいていただけたら
最高にうれしいのです。
(土橋優子)