東京では、すでに30℃を軽く越える日々が
続いています。
学校では、朝から、熱中症の危険度を測る
器械が大活躍💦
数値が1でも越えると、
「今日は、外遊びも外体育も中止です!」
と放送が入ります。
そうなると、子どもたちは、
エアコンの効いた室内で、
1日をずっと過ごすことになります。
これって、本当に健康のために
良いことなのでしょうか?
エアコンの効いた室内にいると、
汗もかかないので、
本来の体温調節機能が
どんどん退化していきます。
狭い室内にずっといると、
子どもたちも、心身ともにストレスが
高まります。
なんだか人間本来の感覚は
いったいどこへ行ってしまったのでしょうか?
ある公立小学校の養護教諭は
「数値で危険度を測るより前に、
熱中症にかからない体づくりが大切!」
と訴えています。
夜遅くまで起きていて、朝寝坊し、
朝ごはんも食べずに登校する子どもが
たくさんいます。
これでは、熱中症になっても当然。
猛暑だからこそ、まずは体を整えること。
十分な睡眠と、しっかりと食事を摂る。
水分もこまめに補給する。
そんな自衛力は子どものうちから
身につけて欲しいものですね。
その上で、体の声を聞きながら、
自分の体にとっては、大丈夫な状況かどうかを自分で感じて判断できるのが、
本来の人間の力だと思います。
数値に惑わされず、感じる力を
私たちはいつの間にか鈍らせてしまって
いませんか?
どんな状況になっても、
自分はどう感じるのか?
どうしたら良いのか?
常に自分事として捉えていく事が
早急に求められていると感じています。
皆様はいかがでしょうか?
(土橋優子)