「かわいそう」「お気の毒に」

2023-09-23

病気やピンチに見舞われた時、
周りからは、こんなふうに言われたり、
見られたりすることがよくありますね。
「かわいそうに」
「お気の毒に」

その状況を深掘りしていくと、
私自身が、「かわいそうに」「お気の毒に」
と思われたかった。
もっと言うと、
「そんな状況でも、よくがんばっているね。」
そう言われたかったのかもしれません。

もっと言うと、
本当は、「辛いの」「助けて」と
叫びたかったのかもしれません。

もちろん、このことに良いとか悪いも
ありません。
ただ、そう感じていたというだけです。

ただ、そこには、「どうしたいのか」が
なかったなぁと思うんです。

今の私は、
「それは大変ですね。」
と言われたら、
「はい(^^)」と笑顔で返します。

この状況は、私自身が大きく変化する
チャンスが巡ってきているということ、
それをどう味わい尽くすかを
楽しみきりたいと思うんです。

その状況を誰かにわかってほしいという
感情さえなくて、
自分だけで完結している感じなのです。

ただ、私自身のそんな気持ちの変化から
何か面白いことが始まっていくような
そんな感覚もあります。

かわいそうにっていう代名詞を
自分が自分を守るために
ペタッと貼り付けていたんだな
と思うと、
そんな自分も愛おしく
思えるのでした。
(土橋優子)