秋になりましたね。
黄金色に染まった田んぼは
稲刈りが終わり、
たわわに実った柿の実は柿渋色に、
秋桜もたくさんの色で
カラフルに咲き誇っています。
もう少ししたら、銀杏がきれいな金色に
染まる季節です。
地球温暖化が大きな問題になっていますが、
日本には幸せなことに四季があります。
わたしたち日本人は、
この四季があるおかげで、
様々な色の違いを生まれた時から
見分けられる能力を持っています。
さて、日本人が見分けられる色の種類は、
いったい何色くらいあると思いますか?
実に、12万色もあるそうです。
赤といっても微妙に違う。
ピンクも、黄色も、緑も、青も…。
虹の色は、日本では7色ですが、
国によっては、2色という国もあるそうです。
私たち日本人の感じとる力って、
なんだかすごいと思いませんか?
これは四季があるおかげなんです。
日頃当たり前になっていることが
実は、私たちの感性を
どれくらい豊かにしてくれて
いるのでしょう。
当たり前は実は当たり前ではありません。
地球温暖化やオゾン層の破壊など
地球は瀕死の状態になっています。
それを食い止めるのは、
私たちの役目です。
誰かがやるだろうではなく、
私ができることをやる。
他人事ではなく、自分事にして考える。
それがとても大切なことだと思っています。
秋晴れの真っ青な空が
気持ちの良いの季節です。
是非空を見上げたり、
木々の色の変化を楽しんでみませんか?
(大沼 縁)