思いやりの心

先日の急に寒くなった日に
公園で遊んでいました。

2才になってからみんなパンツになり、

おむつはずしはとても順調です。

でもさすがにこの寒さは、

トイレに行きたくなる寒さでした。

そんなこんなで

「さぁ、そろそろ保育園に帰りますよ～

みんな集まって」
と声をかけたその時です

「先生！おしっこ出ちゃったぁ。」

とブランコを降りたところから
可愛い声がしてきました。

「寒いから、すぐにお着替えしましょうね。」

とその子のお着替えをしていると、

他の子どもたちがみんなブランコのところへ行き、

なにやら忙しそうに作業しています

良く見てみると…。

落ち葉をたくさん集めてきては

おしっこの水溜まりを埋めている様子。

なんて可愛らしい💕

子どもたちは、なぜそうしようと
思ったのでしょうか？

みんな笑顔で協力しあっていて

なんとも言えない微笑ましい瞬間でした。

大人が何かを伝えなくても、
子どもたちは、ちゃんと分かっていて、
お友達の気持ちになって考えることが
できるんです。

「○○は？」
「○○しなさい。」
と大人がついつい先回りして
言ってしまう言葉を、
ぐっと我慢して、子どもたちを見ていると、
子どもたち本来の持って生まれた力を
見ることができますね。

本年も大変お世話になりました。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

（土橋　優子）