好き嫌いをいかに楽しむか

2024-01-20

スコーレ保育園での1コマ♪

ランチタイムもだいぶたった頃
ある3,才児の男の子が
ほうれん草の和え物を残していたので

これ、食べないの?
って声をかけてみました。

うん。

そっかあ。ちょっぴり一口だけ
食べてみるのはどう?

うーん

○○くんは、食べる前にいらないって
良く言っているよね。

うん。好きなもの少しだけあればいいから!

なるほど…そういうのもいいね。
先生は好きなもの結構たくさんあるから、
いつもどれから食べようかな?
どれを組み合わせようかな?
どうやって食べようかな?ってね(^^)

好きなものがいっぱいあると
わくわくすることも多くなるんだよね~。

それいいね!
好きなものが増えるのいいかも。

そして、ひとくちパクリ。

どうかな?  

うん、美味しいね😃

こんなやり取りになりました。

彼はわりと普段から
やる前に諦めてしまうことも
多かったのですが、
こうして一歩踏み出してみると
意外と嫌な気持ちになる子は少なくて、
好きなものがどんどん
増えていってしまうんです😃

好きなものが少なくても多くても
本来どちらでも構わないと思うのですが、
こうして相手の好きを一度は受け入れて
味わえることは素敵なことだなって
思いませんか?

苦手だと思っているものを
食べさせることが大切なのではなくて、
こういった場面に出逢えたときに、
その環境をどう楽しめるか?

そんなチャレンジを子ども達と
楽しむ日々は本当に愛おしいものです💗
(土橋優子)