もっともっとをやっていたのに…

2024-08-04

ベビーシッターや産後ケアという
産後の母子にかかわるお仕事をされている方に
ベビーコミュニケーションのレッスンを受けていただきました。

このレッスンは、大人になるにつれて、
鈍ってしまった感性を磨きなおすためのワークが
たくさん入っています。

ですから、このレッスンを受講し始めると、
なんとなく受講生さん自身が変化していきます。
自分ではあまり分からないのですが、
その変化を素早く感じ取れるのは、子どもたちです。

帰宅したら、子どもたちの様子がなんとなく違うんです
とおっしゃる受講生さんもいらっしゃいます。

また、覚えたての「もっともっと」のサインをしていたら、
お子さんが、
「そうそう。赤ちゃんの時、ずっとこのサイン出していたのに、
ちっとも気づいてくれなかったね。」
と言ったので、びっくりしました。
というシェアをしてくださった受講生さんもいました。

赤ちゃんは何も知らない、何もできない存在ではありません。
お腹の中にいる時から、すでに意識があり、
ママとコミュニケーションを取りたがっています。

けれども、赤ちゃんからの発信を受け取っているママは
どれくらいいるでしょうか?
話しかけが一方通行になっていませんか?

胎内から赤ちゃんと双方向のコミュニケーションを
取っていれば、赤ちゃんは、
「自分のことはなんでも分かってくれる」という
自信に満ちた状態で生まれてきます。
自己肯定感、自己効力感がとても高いのです。

一生懸命コミュニケーションを取ろうとしているのに、
受け取ってもらえなければ、がっかりして、
発信することを諦めてしまうことだってあるでしょう。

まだお話の出来ない赤ちゃんとの会話ができれば
育児はきっと何倍も楽しくなると思いませんか?

あなたもベビーコミュニケーションを
ならってみませんか?
(大沼 縁)