心理セラピーのカウンセリングに大切なのは、
心身ともに常にフラットな状態でいることです。
クライアント様のお悩み事が、
例え、自分の悩みとそっくりでも、
「それよくわかります！」と感じた瞬間、
クライアント様と自分との境界線を踏み越えてしまうので、
適切なカウンセリングができなくなります。
いわば、泥沼化してしまうわけですね。
クライアント様のお悩みをなんとか解決してあげたい
というような感情も、カウンセリングには不必要。
ただただ傾聴して、繰り返したり、まとめたりしながら、
クライアント様の感情を掘り下げていき、
ご自身の中での気づきを促すといった感じです。
ところが、カウンセラーも人間ですから、
日々心が揺れますし、体調も変化します。
この状態をフラットにするために、
クリアリングを繰り返すことが
とても重要になってきます。
カウンセリングの最中でも、
常にクリアリング。
フラットな状態を心がけています。
フラットな視点で物事を観ると、
目先の出来事に心揺さぶられず、
その先の未来に目を向けることが
できるようになってきたなぁと思います。
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(大沼 縁）
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