コミュニケーション心理セラピー実践講座を
修了した後、カウンセラーとしての練習を
毎月重ねています。
クライアントがお悩み事をなんとかしたいと
カウンセリングを受けに来られた時に、
カウンセラーは、なんにも知らないわけです。
まっさらな状態から、カウンセリングが始まるので、
とにかくクライアントのことを知りたいという
好奇心が大切なんです。
だから、カウンセラーが勝手に憶測で
考えてはいけないんですね。
例えば、
「昨日の晩御飯は何でしたか?」
という質問に対して、
「和食でした。」
と答えたとします。
それを聞いたら、あなたはどう感じますか?
和食だから、魚料理かな?
なーんて思っていませんか?
私が考える和食と、相手が描いている和食は
同じであるはずがないのです。
そこを勝手に想像して、
決めつけてはいけないんですね。
だから、「知りたい」と思って、
関心を持って質問していくのがカウンセリングです。
クライアントが描いているイメージを
カウンセラーが想像で描くのではなく、
具体的に聞いて、イメージを共有していく感じです。
私たちは、どうしても相手の気持ちを
推し量って、「言わなくても分かる」ことが
素晴らしいことだと思いがちですが、
それはカウンセリングではあまり必要ではなく、
クライアントがイメージしているものを
想像ではなく、具体的に質問して
共有していくことで
コアなポイントが見つかってくるのです。
自分をフラットに保つことが
カウンセリングにはとても大切なので、
カウンセラーは常に自分自身を
クリアリングしながら
カウンセリングできるよう練習しています。
実は、これって、子育てにもすごく通じることなんです。
そのお話は、またいつか。
(大沼 縁)
コミュニケーション心理セラピー(CPT)を
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コミュニケーション心理セラピー基礎講座
https://cpt81.jp/430/
コミュニケーション心理セラピー実践講座
https://cpt81.jp/434/