私は仕事柄、たくさんの子育て相談を
受けることがあります。
けれども、私はそのお子さんでもないし、
ご両親でもないので、
最高の答えなんて出せるわけがないのです。
それでは、最高の答えってどこにあるのでしょうか?
相談を受けた時に、いつも感じることは、
「そもそも、それは本当に問題なのかな?」
ということです。
こんなことを言ったら、
真剣に悩んでいらっしゃる方に対して
不謹慎かもしれませんが、
子どもの視点で見てみると…。
その多くは、子どもたちにとって、
問題だとは思っていないのです。
大人の側から見ると問題だと思うことも
子どもの側から見ると、全く問題だと
思っていない。
これでは解決できませんよね?
問題だと捉えれば、問題になってしまうし、
問題ではないと思えば、問題にはならない。
それなら、問題と捉えないことも
ありかもしれません。
こんなことを書くと、
真剣に悩んでいらっしゃる方に対して
とても不謹慎かもしれませんが、
どんなふうに過ごしても、
どんなふうに捉えても、
その時間はとても素敵な時間です。
真剣に悩んでいつ時間も素敵ですし、
悩んだ末に、その問題を
棚に上げることがあってもいい。
そして、はじめから問題としてとらえない
というのも良いと思うんです。
先日いただいたご相談では…
2歳のお子さんが、
最近「ママがいいの!」と
パパの前でもいうので、
パパに悪くて…という内容でした。
パパのことを思いやっていらっしゃる
ほほえましいご相談だと思いますが、
当のご本人は真剣に悩んでいらっしゃるのです。
大人は、ともすると、子どもの言葉を
大人変換して聞いてしまうことがあって、
2歳のお子さんは、
確かに「ママがいいの。」とは
言ったかもしれませんが、
「パパが嫌=嫌い」と言ってはいません。
でも、ママがこの言葉を「嫌い」として捉え、
扱ってしまうと、
子どもたちは、大好きなママの気持ちを
大切にしていますので、
いつの間にか、パパのことを本当に
嫌いになってしまうことがあるかもしれません。
ですから、大人変換する前に、
お子さんに直接聞いてみてください。
「ママがいい」っていうことね?
「パパが嫌い」っていうことではないかな?
ママはそう言われたら、とてもうれしいよ。
パパにもそう言ってもらえたら、
もっともっと嬉しいな💕
だって、あなたのことも、パパのことも
ママは全部大好きだから💕
こんなふうに、本当の心からの気持ちを
伝えて、お子さんと気持ちの確認を
しあってみてみてくださいね。
このように、問題と思われるようなことも
もしかしたら、
自分で問題を作り出しているだけかも。
そんな視点も入れて、一度俯瞰して見るのも
良いかもしれませんね。
問題!と感じた時は、
相手と自分の本当の気持ちを知る
最高のチャンス!なのかも。
だとすると、そんな宝物のような時間を
大切に過ごしてみてはいかがでしょうか?
(土橋優子)
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