『もっともっと』の魔法

2023-03-04

先日、スコーレ保育園で、
発表会がありました。

その中の年長児の演技に
会場中の注目が集まりました。

年長児が、側転やバク転などを
音楽に合わせて
軽々とやってのけたからです。

スコーレ保育園では、特に、体操教室が
あるわけではありません。
なのに、どうして、小学生でも難しい
こんな演技ができてしまうのでしょう?

それが、『もっともっと』の魔法なんです。

園児たちは入園してきた時から、
年長児が、日頃の保育の中で、
側転やバク転をやっているところを
何度も見ています。

「年長さんになったら、
あんなことができるんだ!
カッコいいなぁ。」 
とずっと憧れているのです。

育児書や母子手帳に書いてあるような
○歳でできることには、
絶対に書いてありませんね。

私たち大人は、自分の経験から
この年齢の子どもに、これは無理!
という枠で見ていることが
よくあります。

「そんなの無理!危ないからやめなさい。」
つい、そう言ってしまいますよね。
それが親心なのですが、
実は、その枠の外側にこそ、
無限の可能性が広がっているのです。

そこにチャレンジして、できた時の
達成感を感じて欲しいですね。

後日、参観された0.1歳児クラスの
保護者の方々から、
こんなご感想をいただきました。

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日頃お迎えに行った時に
無邪気に話しかけてくる
年長さんの子どもらしい姿を
見ていたので、

あんなに真剣で、ここまで来るのに
見えない努力とかを
してきたんだろうなぁ~ということを
感じただけでも感動してしまい涙!

そして、みんながお互いに支え
応援しあっている姿を感じて
また感動してしまい涙でした。

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この小さな画面ではわからないのですが、
リアル会場では
そんな感動に自分の子どもではないのに、
この凛々しい堂々と生き生きとした姿の
成長に涙しました。

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まだうちの子は、
よちよち歩き始めたばかりなのですが、

こうした年長さんの姿を
日々みているだけで、
自分にもできるというイメージが
出来ているみたいで

動けることがとっても嬉しそうで
うちの子が何年後あそこに立つのかと
思うと涙でした。

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このように、リアル会場では、
年長児の演技を見た大人の方々の
感動の渦が起こっていたのです。

子どもだけでなく、大人の私たちにも
枠の外側に、可能性は無限に
広がっています。

「無理!」ではなく、「やってみたい!」
という想いに寄り添ってみることで、
思ってもみなかった未来が
見られるかもしれませんね。

「もう限界」と思った時こそ、
「もっともっと」の魔法が使える
チャンスなのかもしれないですね。

発表会の様子はこちらから
ご覧になれます。
↓↓↓
https://youtu.be/9U9uUWx7mYM

(土橋優子)