虫は気持ちが悪い?

2023-04-29

先日、ある親子の会で、
土砂降りの雨の中、
東京のど真ん中にある公園を
探検しました。

雨の日の公園は、
ワクワクがいっぱい❣️

まず最初に出会ったのは、
池の中で、卵から孵ったばかりの
オタマジャクシです。

子どもたちは、
オタマジャクシをめいめいに触って
その触感を感じていました。

そのあとに出会ったのは、
大きなナメクジ。
これもまた、みんなが触って
感じていましたよ。

同じようなことが、
スコーレ保育園でも、日常茶飯事で
起こります。

いったいいつから
虫が怖いとか気持ち悪いなどと
感じるようになるのでしょうか?

1歳さんのクラスでは
お散歩の時に落ち葉や石をどけて
だんご虫さんやらありさん、くもさんを
見つけるのが大好き❣️

やってごらん!
なんて声をかけなくても
みんな触ったり、捕まえたり
自由にしています🎵

怖がる子なんて滅多にいません。

あまりに夢中になり
つい力が入ってしまって
潰してしまうこともあります。。。

そんなときには
こんなに小さくても感じているんです。
今の今まで動いていたいのちが
動かなくなってしまったこと
そして、手の指からにつたわる
ぐにゅっとした感覚。。。

決していいことではありませんが
でも、そんなときに
私たちが何も言わなくても
子どもたちは、捕まえる指先の力を
その次から優しく調整するのです!

いのちの大切さを
言わなくても感じているし
行動を自ら変えていくのです。。。

だんご虫さん、ありさん
大切ないのちをありがとうございました。
心からの気持ちを伝えて
土に還しました。

それだけではありません!
1歳の子どもたちは、小さなお花にも
行きには平気でもいでしまっていたのに
そっと優しく「つん!」と触れて
「かーいーね!」
と声をかけるようになりました。

はじめから、虫が苦手、嫌いという人は
きっと存在しないんではないかなと
思います。

苦手、嫌いという子どもがいたとしたら、
それはもしかしたら、
お母さんの脳を借りているのかも。
お母さんが「虫なんて気持ち悪い。」
そう思っていると、言葉に出さなくても、
子どもたちには、伝わってしまうのです。

今日からゴールデンウイークです。
お子さんと一緒にお散歩しながら、
いろいろな自然の変化を感じあうのも
良いですね。
(土橋優子)

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